それは中学の確か2年生だったと思います。
部活動の顧問の先生が亡くなったということで
お別れの会らしきものが行われたような気がします。
なんでよく覚えていないのか不思議です。
先輩や同級生はみんな声を出し涙を流して悲しんでいたのに
私は少し寂しい気もしたけれど
涙が出るほどではなかったのです。
その先生のいつも怒鳴っている姿や
起こった顔ばかりが目に焼き付いていて
とにかく怖かったイメージしかなかったのです。
その時私は自分のことを
「なんて薄情な人間なんだろう。」と
その場は演技で悲しいフリをしながら
自分で自分に対してショックを覚えました。
ブログを書こうと思って
何を書こうか?と考えていたら
ふとこの出来事が思い浮かびました。
何故こんなことを一番最初に書いたのか?
私にもわからないのですが
ただ関わりのある人が亡くなったというのに
涙が一粒も出てこないことが
自分で信じられませんでした。
ただ馬鹿がつくほど正直な性格なので
ありのまま 思ったことを書いていこうと思っています。
この思春期真っ最中
私は腕がちぎれそうなほどの肩こりに悩まされていました。
学生カバンを持つのがとても辛かったのです。
学校と住んでる団地がすぐ近かったにも関わらず
それは私にとって とても長い距離に感じました。
ただ肩が痛くて辛くても同時に楽しい時間でもあったのです。
小学校の6年生の時に転校してきた私と
仲良くしてくれた友達がいて
中学生になってからも一緒に登下校していました。
中学生になり別々のクラスになったり
付き合う友達も少し変わってきて
校則を破って生徒指導の先生によく怒られていましたが
私にはいつもの彼女の姿でした。
好きな男の子との話を楽しそうに話してくれました。
それは誰にも内緒の秘密の話で
二人だけの楽しい時間でした。
彼女と私の家庭環境は住んでる団地が一緒ではありましたが
全然違いました。
それでもなぜかとても気が合う仲良しでした。
どちらかというと私が話を聞く側だったと思います。
私はその頃自分のことを誰かに話すなんて到底出来ない性格でしたから。
今の私を知ってる人は
きっと想像出来ないと思います。
時間も遅くなったので今日はここまでにしておこうと思います。
続く